敏感肌の人が使う日焼け止めの要注意!

敏感肌の人にとって、紫外線の量が多くなる季節の日焼け対策は一苦労です。強力な日焼け止めは、使うと赤くなったりヒリついたりするし、肌に優しい日焼け止めは効果がなさそうだし。

自分に合った日焼け止めが見つからない、と嘆いている敏感肌のみなさんに、日焼け止めを選ぶ際のポイントを紹介します。

 日焼け止めを選ぶポイント

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  • 「安全な」ノンケミカルを選ぶ
  • 6つの「NG成分」フリーを選ぶ
  • SPF・PAに惑わされず、TPOで使い分ける

この3つのポイントを押さえておけば、敏感肌さんも肌荒れを悪化させることなく紫外線を防ぐことができるでしょう。

ケミカル(紫外線吸収剤)とノンケミカル(紫外線錯乱剤)

 日焼け止めに含まれる成分

  • 紫外線吸収剤(ケミカル)
  • 紫外線錯乱剤(ノンケミカル)

 紫外線吸収剤(ケミカル)
紫外線を吸収し、化学反応で熱エネルギーなどの違う物質に変えて放出することで、紫外線が肌内部へ入ることを防ぎます。

  • メリット・・・・白浮きしない、伸びが良くてサラッとした着け心地、日焼け防止効果が高い
  • デメリット・・・化学反応を起こすため肌に大きな負担がかかる

 紫外線錯乱剤(ノンケミカル)
金属や粘土を粉状にした成分で、物理的に肌の表面で紫外線を反射させます。

  • メリット・・・・そもそも肌に吸収させないので肌に負担がかからない
  • デメリット・・・白浮きしやすく、汗などで流れやすい

ノンケミカルなら安心なのかというと、必ずそうとは言いきれません。実は、白浮きや低い紫外線カット力などのデメリットを克服するため、「肌なじみを良くする」改良がされたものもあります。

そうなると、ナノ化された粒子の肌への吸収が心配されます。紫外線吸収剤フリーという言葉だけで安心せず、成分表をチェックしてみましょう。

敏感肌が避けたい6つの有害成分

いくら「ノンケミカル」を選んでも、有害成分がたくさん含まれていれば、それは「低刺激」とは言えません

 敏感肌が避けたい有害成分

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  • 強い防腐剤(パラベン)
  • 人工着色料
  • 人工香料
  • アルコール
  • 石油系界面活性剤
  • 鉱物油

これらの成分は、異なる成分同士を混ぜ合わせたり、落ちにくくする、などの目的で用いられます。日焼け止めに限らず「落ちにくい」化粧品は、敏感肌の人にはおすすめできません

できれば、裏面の成分表をよく見て、これらの6つの成分がフリーのものを選ぶようにしましょう。「お湯や石けんだけで落とせる」ものならほぼ安心です。

SPF・PAの数値が高ければ、肌への負担も大!

日焼け止めの紫外線防止効果を表す「SPF」や「PA」の数値、高くないと意味がない!と思っていませんか?「SPF」や「PA」は、数値が高いほど肌への負担も大きくなります。

敏感肌用の低刺激日焼け止めが、「SPF20、PA++」程度が主流なのも、肌への負担をなるべく軽くするためです。「そんな低い数値で紫外線をちゃんとブロックできるの?」と心配になるかもしれません。

skin43通勤、買い物、散歩などの日常生活では、SPF20もあれば十分です。

日焼け止め効果を持続させるためには、SPFの数値に関係なくこまめな「塗り直し」が必要です。何度も塗り直すことを考えても、肌への負担は最小限に抑えるべきですね。

とはいえ、真夏の炎天下でスポーツをしたり、海に行ったりするときに「SPF20」では不安になるかもしれません。そんなときは「SPF50 PA++++」のウォータープルーフを使うのもいいでしょう。

「SPF」が高数値の日焼け止めを「使い続ける」ことが良くないのです。とくに紫外線の強い季節は、上手に使い分けるようにしましょう。

日焼け止めの成分には紫外線吸収剤(ケミカル)紫外線錯乱剤(ノンケミカル)の2つのタイプがあります。肌への危険度は紫外線吸収剤(ケミカル)の方が高いです。

しかし最近では、ケミカルでも負担が少ないタイプ、ノンケミカルでも肌内部に浸透するタイプなどが開発され、安全性の見極めが難しくなってきました。そこで、しっかりチェックしたいのが配合成分です。

購入する際には6つの有害成分が含まれていないか、必ず確認してください。また、いくら口コミで「これは安全」と言われていても、肌に合うか合わないかは人によって異なります。いきなり顔に塗るのは絶対ダメ。

まずは腕の内側の柔らかい皮膚などでパッチテストを行なうようにしてください。

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