
セラミドは、一口に沢山の種類があって、どれを使っていいものか迷いますね。その中でも、天然セラミドとはなんでしょうか?
天然セラミドは、もともと私たちの肌にあるもの
水分を抱え込んでくれる働きがあり、人間以外では牛や米ぬかからができます。
成分名は「ウシスフィンゴ脂質」や「コメヌカスフィンゴ糖脂質」と表記されますが、実際にこの成分は、もともと人間のものではないため、非常に肌になじみにくく、せっかく天然ものでも、浸透しにくいのでほとんど化粧品には扱われていないという状況です。

- ヒト型セラミド・・人の皮膚に存在するセラミドと同じ構造。
- 合成セラミド・・「天然型」「活性型」「ヒト型」の総称。
- 疑似セラミド・・構造が天然セラミドと違うので、比較的安価
その中でも抜群に効果が期待できるのはやっぱりヒト型セラミドです。人が本来持っているセラミドに似た構造を持っているので、浸透しやすく保湿効果が高いのです。
天然型ヒト型セラミドの特徴
- 人の皮膚に存在するセラミドと同じ構造。
- 角質層に自然に浸透し保湿効果が高い。
- ほとんどは酵母から作られている。
- ナノ化したヒト型セラミドはなお良い。
- 天然セラミドではない。
ヒト型セラミドは、「天然セラミド」とよく間違えられるけど、正しくは、「天然型ヒト型セラミド」ですから、少し違います。本当の天然セラミドだと、そのままではスキンケアにはなじまないので、基礎化粧品にはなりません。
天然型ヒト型セラミド入りスキンケア使っています!
加齢とともに減ってしまうセラミド
セラミドは加齢とともにどんどん減少してしまいます。これらの天然セラミド成分を上手に利用して、美しくうるおいある肌を保ちたいですね。
50代では 皮膚のセラミドは20歳代の約半分にまで減少します。
セラミドが不足すると水分を保持する力やバリア機能も低下します。
年齢とともに肌が乾きやすくなったり、シワなどの肌老化が現れるのはこのせいですね。健やかでみずみずしい肌を保つためには、不足したセラミドを外部から補いましょう。